第20回 6年のまとめ
6年生で学んだ全単元の要点を確認しよう!
🔹 分数の計算
分数の四則計算は、6 年生の算数の基本です。しっかり確認しましょう。
📌 分数計算のポイント
- たし算・ひき算:通分してから計算する
- かけ算:分子どうし・分母どうしをかける
- わり算:わる数をひっくり返してかけ算にする
- 答えは必ず約分する
例題
2/3 ÷ 4/5 を計算しましょう。
わり算はひっくり返してかけ算 → 2/3 × 5/4
= (2 × 5) / (3 × 4) = 10/12
約分 → 5/6
🔸 割合
「もとにする量」「比べる量」「割合」の 3 つの関係をおさえましょう。
📌 割合の 3 公式
- 割合 = 比べる量 ÷ もとにする量
- 比べる量 = もとにする量 × 割合
- もとにする量 = 比べる量 ÷ 割合
| 表し方 | 例 | 小数 |
| 百分率(%) | 25% | 0.25 |
| 歩合 | 2 割 5 分 | 0.25 |
| 分数 | 1/4 | 0.25 |
例題
500 円の 30% はいくらですか?
比べる量 = もとにする量 × 割合
= 500 × 0.3 = 150 円
🔹 速さ
速さ・道のり・時間の 3 つの関係をしっかり使えるようにしましょう。
📌 速さの 3 公式
- 速さ = 道のり ÷ 時間
- 道のり = 速さ × 時間
- 時間 = 道のり ÷ 速さ
📌 単位の変かん
- 時速 → 分速:÷ 60
- 分速 → 秒速:÷ 60
- km → m:× 1000
例題
時速 12km は分速何 m ですか?
時速 12km = 12000m/時
分速 = 12000 ÷ 60 = 分速 200m
🔸 比
比は 2 つ以上の量の大きさの関係を表します。
📌 比のポイント
- 比は最も簡単な整数の比に直す(最大公約数でわる)
- 比 a:b のとき、a の量 = 全体 × a/(a+b)
- 等しい比 → 両方に同じ数をかけても比は変わらない
例題
12:18 を最も簡単な整数の比に直しましょう。
最大公約数 = gcd(12, 18) = 6
12 ÷ 6 = 2、18 ÷ 6 = 3
答え:2:3
🔹 場合の数
並べ方(順列)と組み合わせの考え方を確認しましょう。
📌 場合の数のポイント
- 並べ方:順番が大切 → n × (n−1) × (n−2) × …
- 組み合わせ:順番は関係ない → 並べ方 ÷ 並べかえの数
- もれなく、重なりなく数えるために樹形図や表を使う
例題
5 人から 2 人を選ぶ組み合わせは何通りですか?
並べ方 = 5 × 4 = 20 通り
2 人の並べかえ = 2 × 1 = 2 通り
組み合わせ = 20 ÷ 2 = 10 通り
🔸 図形の面積と体積
面積と体積の公式を確認しましょう。
📌 面積の公式
- 長方形 = 縦 × 横
- 三角形 = 底辺 × 高さ ÷ 2
- 平行四辺形 = 底辺 × 高さ
- 台形 = (上底 + 下底) × 高さ ÷ 2
- ひし形 = 対角線 × 対角線 ÷ 2
- 円 = 半径 × 半径 × 3.14
📌 体積の公式
- 直方体 = 縦 × 横 × 高さ
- 立方体 = 一辺 × 一辺 × 一辺
- 円柱 = 底面積 × 高さ = 半径 × 半径 × 3.14 × 高さ
- 角すい = 底面積 × 高さ ÷ 3
例題
半径 5cm、高さ 10cm の円柱の体積を求めましょう。
底面積 = 5 × 5 × 3.14 = 78.5(cm²)
体積 = 78.5 × 10 = 785 cm³
🔹 比例と反比例
2 つの量の変わり方の決まりを確認しましょう。
| 比例 | 反比例 |
| 式 |
y = a × x |
y = a ÷ x |
| 決まり |
y ÷ x がいつも同じ |
x × y がいつも同じ |
| グラフ |
原点を通る直線 |
なめらかな曲線 |
例題
y は x に比例し、x = 3 のとき y = 18 です。x = 7 のとき y はいくつですか?
比例定数 a = y ÷ x = 18 ÷ 3 = 6
y = 6 × x なので、x = 7 のとき
y = 6 × 7 = 42
🔸 規則性(数列)
数の並びに規則を見つけて、答えを求める問題です。
📌 よく出る数列のパターン
- 等差数列:一定の数ずつ増える(例:3, 7, 11, 15, … 差は 4)
- 等比数列:一定の数をかけていく(例:2, 6, 18, 54, … 比は 3)
- 三角数:1, 3, 6, 10, 15, …(1+2, +3, +4, +5, …)
- 四角数:1, 4, 9, 16, 25, …(1², 2², 3², 4², 5², …)
📌 等差数列の公式
- n 番目の数 = はじめの数 + (n − 1) × 差
- 合計 = (はじめの数 + 最後の数) × 個数 ÷ 2
例題
5, 8, 11, 14, … と続く数列の 10 番目の数はいくつですか?
差 = 8 − 5 = 3(等差数列)
10 番目 = 5 + (10 − 1) × 3 = 5 + 27 = 32
📝 6年生のまとめ
6 年生で学んだ算数は、中学校の数学につながる大切な内容です。一つ一つの公式や考え方をしっかり身につけましょう。
💡 中学に向けてのアドバイス
- 分数の計算は中学でも毎日使います。正確にできるようにしよう
- 割合・比は方程式や関数の土台になります
- 速さの問題は中学では文字式で解くようになります
- 図形の公式は中学でさらに発展します
- 規則性の問題は中学の「数列」につながります
- わからないところがあったら、各単元の解説ページにもどって復習しよう!