データを整理して表やグラフに表し、読み取る力を育てましょう
3年生の「表とグラフ」では、棒グラフの読み方・書き方を中心に学びます。調べたデータを表に整理し、棒グラフに表すことで、データの特徴を視覚的に把握する力を養います。
2年生までは簡単な絵グラフや表を扱いましたが、3年生では目盛りのある棒グラフが登場します。1目盛りの大きさを正しく読み取ることが重要なポイントです。
この単元で身につけたい力は3つあります。
表とグラフの学習は、データを根拠にして考える力(データ活用力)の基礎です。「一番多いのは何?」「合わせていくつ?」など、グラフから情報を読み取る練習をたくさんしましょう。
棒グラフの1目盛りが「1」なのか「2」なのか「5」なのかを確認せずに読んでしまうことが最も多いミスです。目盛りの数字を見ずに、棒の高さだけで判断してしまいます。
「グラフを読むときは、まず目盛りを確認!」を合言葉にしましょう。「0、5、10、15…となってるから、1目盛りは5だね」と、最初に目盛りの読み方を確認する習慣をつけます。
データを正の字で集計するとき、「正」が1つ=5であることを忘れたり、途中で数え間違えたりすることがあります。
例えば1目盛りが2のグラフで「7」を表すとき、目盛り6と8の間に棒を描く必要がありますが、ちょうどの目盛りしか描けないお子さまがいます。
目盛りと目盛りの「ちょうど真ん中」が半分の値であることを教えましょう。1目盛りが2なら、目盛りの間の真ん中は1つ分(奇数の値)です。
お子さまが興味を持てるテーマでデータを集める活動から始めましょう。
「クラスのみんなの好きな給食メニュー調べ」→ 正の字で集計 → 表にまとめる
「1週間の天気調べ」→ 晴れ・くもり・雨を記録 → 棒グラフにする
「家族の靴のサイズ調べ」→ 表にまとめて比較する
教科書やニュースの棒グラフを見て、お互いに質問し合う「グラフクイズ」が楽しい練習になります。
「一番多いのは何?」「一番少ないのは?」「AとBの差はいくつ?」「合計はいくつ?」など、さまざまな角度から質問しましょう。グラフから情報を読み取る力が自然と身につきます。
グラフを「きれいに描くこと」にこだわりすぎると、算数の本質(データの読み取り・比較)がおろそかになります。見た目よりも「グラフから何が読み取れるか」を重視しましょう。